糖尿病内科について
現代の国民病とも言われる糖尿病。
実は、血糖値が少し高いだけでは何も症状がないことも多いです。問題となるのは、何も自覚症状がなくても、高血糖があると徐々に全身の血管が傷んでしまい、眼、腎臓、神経などの合併症が静かに進行してしまうことです。合併症が進んで何年も経ってしまうと、ダメージのない状態に戻すのは難しくなります。合併症が進行しないように、食事療法・運動療法・薬物療法を組み合わせ、早期に適切な治療を行うことが大切です。
当院では治療を通じて、糖尿病と共に生きる方がその人らしく元気に長生きするお手伝いをさせていただきます。糖尿病が心配な方や血糖値が高めな方など、まずはご相談ください。
※糖尿病内科の診察は火曜・木曜・土曜の午前中で、予約優先です。
※発熱や感染症症状のある方の診察は完全予約制です。来院前に必ずお電話(084-983-1159)くださいますようお願いいたします。
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こんな症状がある場合、
ご相談ください。- 血糖値が高いといわれた
- 糖尿病かも?と心配
- とても喉が渇く
- 頻尿
- 疲れやすくなった
- 手足のしびれ
- 足のむくみ
- 体重の急激な増減
- 急激な視力低下
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糖尿病の種類
糖尿病は、大きく4つのタイプ「1型糖尿病」「2型糖尿病」「妊娠糖尿病」「その他の糖尿病」に分けられます。
当院では、どのタイプの糖尿病でも対応可能です。-
1型
糖尿病何らかの原因でインスリンを生成する膵臓のβ細胞が破壊され、膵臓がインスリンを生成することができない、もしくはインスリンの量が足りず血糖値が上がってしまっている状態です。年齢・遺伝・生活習慣に関係なく発症する可能性があり、インスリン注射による治療が必要になります。
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2型
糖尿病日本人の糖尿病の中でもっとも多いのがこの2型糖尿病です。生活習慣病の代表的な一つであり、主に中高年以降に多い病気ですが、最近では若年層の発症も増加してきています。食生活や運動不足などの生活習慣やストレス、また遺伝など様々な要因が組み合わさり起こると考えられています。
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妊娠
糖尿病妊娠中に初めて発見または発症した、糖尿病には至っていない高血糖状態のことを「妊娠糖尿病」といいます。
妊娠中は胎盤から分泌されるホルモンなどの影響により血糖値が上がりやすくなります。赤ちゃんの健全な発育、安全な妊娠の継続のために厳格な血糖値の管理が重要となります。
その他の糖尿病
膵臓や肝臓の病気、薬剤、ホルモン異常、遺伝子異常などが原因で起こる糖尿病です。原因によって症状や治療法が異なる場合がありますので、個別にご相談ください。
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治療方針
糖尿病治療の目的は、高血糖が引き起こすいろいろな合併症の予防と悪化を阻止することです。血糖値を正常に保つために行う糖尿病治療の基本として「食事療法」「運動療法」などの生活習慣の改善を行っていきます。
生活習慣の改善を行っても血糖値が目標の値まで下がらないときは、内服薬や注射薬などの「薬物療法」による治療を適宜行い、血糖値のコントロールを行っていきます。糖尿病と上手に付き合うには治療の継続がなにより大切です。不安なことや気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。